【形成外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科】三鷹台ヒルズクリニック:京王井の頭線 三鷹台駅前

CO2レーザー

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炭酸ガスレーザー

CO2レーザー

炭酸ガスレーザーは、水に吸収される波長10,600nm(10.6μm)のレーザー治療機器で皮膚・軟部組織の止血・凝固・切開などに用いられます。ほくろ除去・黒子除去・いぼやにきびの原因である角栓(コメド)除去に対して、周辺組織へのダメージを非常に少なくして治療できるのが特徴です。メスで切開した場合よりも短時間に治療ができ、キズ跡が残りにくく出血もほぼないため仕上がりがキレイで、安心して治療を受けていただけます。病変部や治療部位によっては数回に分けたレーザー治療、もしくはメスによる切除が望ましい場合があります。
ほくろ除去・いぼ除去のレーザー治療を希望される場合は自費診療となります。

こんなお悩みの方に効果的

ほくろ

いぼ(扁平疣贅・老人性疣贅)

軟性線維腫・汗管腫・稗粒腫(ミリウム)

にきびの角栓(コメド)除去

眼瞼黄色腫

ほくろ・いぼについて

ダーモスコピー

当院ではダーモスコピーという病変部を拡大して観察する機器を用いて、詳しく病変部の性状を観察し、正確に診断した上で適切な治療を行っています。
悪性皮膚腫瘍(メラノーマなどの皮膚癌)の可能性がある場合は、レーザー治療ではなく、皮膚生検(病変部の一部を小さく採取)又はメスによる切除を行い、病理組織検査(採取した組織を顕微鏡で詳しく調べる)で正確に診断した上で適切な治療、対応を行なっています。
単純縫縮では不可能な広範囲の病変部に対しては皮弁形成術(近くの皮膚を移動する手術)や植皮術(皮膚を別の部位から持ってくる手術)を行う場合もあります。

ほくろの種類

naevus

医学的にほくろは『母斑細胞母斑(色素性母斑)』もしくは『単純黒子』と言われます。
ほくろの種類は生下時より存在する『先天性母斑』と後天性に生じる『後天性母斑』に分けられます。多くは後天性母斑です。これらのほくろの中には基底細胞上皮腫や悪性黒色腫との鑑別を要するものもあります。

  • ミーシャー(Miescher)型母斑
    ドーム状に隆起する柔らかく盛り上がった顔面のほくろはほとんどがこのタイプです。1~数本の硬毛を伴っていることが多いです。
  • ウンナ(Unna)型母斑
    ミーシャー(Miescher)型母斑と比較すると少ないタイプのほくろです。頚部、体幹部などに桑実状に盛り上がった軟らかい有茎性のほくろです。
  • スピッツ(Spitz)
    円形〜卵円形のほくろで境界は明瞭です。急速に拡大することもありますが、一定の大きさで止まります。色素が濃く、黒色調を呈します。急激な変化がある場合は悪性黒色種との鑑別が必要です。
  • クラーク(Clark)母斑
    体幹、四肢に好発するほくろの一種で中央部が濃く、周辺部は淡い色調を持ちます。

いぼの種類

『いぼ』、『皮膚のできもの』と呼ばれるものには医学的にいくつかの種類があります。

脂漏性角化症(老人性いぼ)

sebo

体質や紫外線の影響で顔、首、体(腕や手の甲にも見られます)に良くできます。中高年に多く老人性のしみから続発して、加齢と共に増加してきます。平らに盛り上がった褐色~黒色の皮膚のできもので、表面がザラザラしていて、大きさは直径数ミリから数センチと様々です。放置していても自然に消失することはありませんので、整容的に気になればレーザー治療をおすすめしております。
軟性線維腫

fibroma1-1

首、胸、脇などによく見られます。加齢による皮膚変化で、中高年(特に女性)に多いです。有茎性の柔らかい淡褐色の皮膚のできもので多発する場合もあります。皮膚のポリープと説明するとわかり易いかもしれません。放置していても自然に消失することはありませんので、整容的に気になればレーザー治療をおすすめしております。
稗粒腫(ミリウム)

milium

1~2mmの白い光沢のあるにきびのようなできもので、かゆみなどの症状はありません。目の周囲や額のにきびのようにも見え、たくさんできる事もあります。稗粒種ができる原因はほとんどわかっていません。にきびのように簡単に潰せそうですが、実際は皮膚の奥の方にあるため、なかなか摘出するのが難しいできものです。基本的にはレーザー治療をおすすめしております。
老人性血管腫

hemangioma1-1

直径1~5㎜の光沢のある紅色(ルビー色)の隆起したできもので体幹、四肢に好発しますが手足にはできません。顔面、頚部にも見られることがあります。年齢と共に徐々に増加してきます。
眼瞼黄色腫
眼瞼(特に上眼瞼)内側に好発する黄色調の扁平に盛り上がった皮膚腫瘍です。高コレステロール血症を認められる場合もありますので、高コレステロール血症も合わせて治療した方が良いかもしれません。眼瞼黄色腫の治療は炭酸ガスレーザーで数回に分けて治療します。

治療効果と治療経過

  • レーザー治療後のアフターケアはとても重要です。レーザー治療後は少し凹んだ、すり傷のような状態になっていますので治療部に創傷被覆剤(傷用テープ)を貼付して保護します。テープで保護することにより、ほくろの傷跡は数倍きれいに治ります。当日より洗顔・入浴は可能ですが、患部をこすらないようにしてください。数日後から新しい皮膚が徐々に再生されてきます。
  • 治療部位にはテープを10~14日間貼付してもらいます。目立たないテープなので上からお化粧して頂ければある程度隠すことも可能です。
  • 治療後の傷跡は少し赤みが残りますが、通常約3~6ヶ月で徐々に薄くなって改善していきます(約6ヶ月~1年かかる場合もあります)。
  • 新しい皮膚が再生したら、レーザー治療後の炎症後色素沈着を予防するためにハイドロキノン(美白外用薬)の使用を推奨しています。また、治療後は日焼けを避け、しっかりと日焼け止めクリームを使用してください。
  • ほくろの治療は、ほぼ1回で取れるものが多いのですが、大きい病変部や深い病変部、または、治療部位によっては、数回かかる場合があります。
  • ほくろが再発した場合は追加治療を行います。

施術後の注意事項

  • 治療部に創傷被覆剤(傷用テープ)を10日~14日間貼付して保護します。指示があるまでは外さないでください。
  • お風呂や洗顔など日常生活への制限はありませんが、患部をこすらないようにしてください。
  • 屋内で窓側にいるときや外出時は日焼け止めクリームを塗って紫外線対策をしてください。UVケアも重要な治療の一つですので、必ず塗るように心がけてください。
  • 炎症後色素沈着(一時的に色が濃くなること)を予防するためにハイドロキノン(美白外用薬)の使用を推奨しています。

ほくろ取りレーザー治療 Q&A

顔のほくろをとりたいのですが、お化粧は可能でしょうか?
患部以外は当日からでも大丈夫です。患部には10日~14日間程度テープを貼っていただきます。目立たないテープなので上からお化粧することである程度は隠せます。
レーザー治療の傷跡は残りますか?
ほくろの種類やレーザー治療の施術方法によって治療結果は異なります。基本的にしっかりほくろを取り切る場合には傷跡は残りますが、アフターケアのテープ固定をしっかりすることでかなり目立たなくなります。
小さなほくろ除去でも傷跡は残りますか?
傷跡を気にする必要のない、ほくろの色素だけを破壊するしみ取りレーザーで治療した方が良い場合もあります。2~3ヶ月に1回の治療で3~5回で消えることが多いですが、個人差があるのでそれ以上かかる場合もあります。

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完全予約制 TEL 0422-76-7722 休診日:水・日・祝

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