ライムライト
ライムライトとはキュテラ社が開発した光治療器(IPL)を用いた光治療(フォトブライト治療)のことです。
従来の光治療機器(IPL)は白人(欧米)向けに開発された規格が多い中で、今回、新しく導入されたライムライトのハンドピースは日本人の肌質(色白の方から色黒の方まで含む)にあわせて、日本人医師監修のもとキュテラ社と共同で開発されたものです。
ライムライトは層の浅いエリアのシミ・そばかすなどに反応してくすみを改善していきます。ライムライトは数ある光治療機器(IPL)の中でも比較的痛みが軽く、従来の光治療機器(IPL)では効果が得られにくかった薄いシミ・そばかすに対しても効果を発揮します。顔全体のくすみや赤味がかっている方などにも適正が高い治療機器となります。
こんなお悩みの方に効果的
✚シミ・くすみ・そばかす
✚肌質改善
✚ニキビ・ニキビ跡の赤み
✚赤ら顔
ライムライトの効果
ライムライトの作用と特徴
●【表皮に対する作用】
①蓄積したメラニンの排出
シミ、くすみ、そばかすの改善、美白効果
②赤みの強い部位
ニキビ、ニキビ跡の赤みの改善、美白効果
●【真皮に対する作用】
①毛細血管に反応
毛細血管拡張症の改善
②線維芽細胞、コラーゲンへの熱作用
肌のハリと質感の改善、毛穴の改善
治療効果と治療経過
- ライムライトの光はシミの原因となるメラニンや色素のみに反応するため、素肌へのダメージは最小限に抑えることが可能です。
- シミに良く反応したところは黒く浮き上がり、3~4日で薄いかさぶた(マイクロクラスト)となり、7~10日頃からポロポロとはがれてきます。
- ライムライトはお肌の表面に見える拡張した血管に反応して、赤ら顔も改善してきます。
- 症状や反応にもよりますが、約3~4週間間隔で約5~10回の治療を繰り返し受けることをおすすめしております。
- 症状の改善が得られたあとは、効果を維持するために1~2ヶ月を目安に治療を続けることをおすすめしております。
施術後の注意事項
- お化粧は治療直後からしていただけますので、普段通りお過ごしいただけます。
- 濃いシミ・そばかすの部分は治療直後に濃く変化し、マイクロクラストという黒く薄いかさぶたが出来ることがあります。通常1週間以内に自然にはがれますので、無理にはがさないでください。
- 治療直後~数時間後まで、軽い赤味やヒリヒリとした感じが残ることがございます。
- マイクロクラストという黒く薄いカサブタが付着している状態や赤みが落ち着くまでは、エステなどでのフェイシャルマッサージは避けてください。
- 稀に、治療部位に赤みや腫れ、水ぶくれ、炎症後色素沈着を起こす場合がございます。
- 次回の安全な治療のためにも、屋内で窓側にいるときや外出時は日焼け止めクリームを塗って紫外線対策をしてください。UVケアも重要な治療の一つですので、必ず塗るように心がけてください。
治療の流れ
1.クレンジングでメイクや余分な皮脂を落としていきます。
2.ホットタオルで拭き取ります。
3.冷却ジェルを塗ります。
4.保護メガネをし、照射していきます。光のショットは細いゴムではじかれた時の軽い刺激です。
5.仕上げに化粧水、乳液をつけます。
6.その後、お化粧してお帰り頂けます。
ライムライト Q&A
- ライムライトとフォトフェイシャルの違いはありますか?
- ライムライトもフォトフェイシャルも同じ概念の治療機器です。可視光線のある領域の波長(520~1100㎚)を当てることで、お肌のくすみやシミ、赤みを改善していきます。ライムライトの特徴は日本人の肌質や肌色に合わせて開発されています。
- ダウンタイムはありますか?
- 治療後はひりつき感や赤みが出ることがあります。シミに反応してマイクロクラストと言う細かいカサブタ状のものが出来た場合も1週間程で剥がれ落ちてきます。基本的には施術後もお化粧をしてお帰りいただけますので、ご安心してください。
- 赤ら顔の治療に効果はありますか?
- 赤ら顔はライムライト治療のみで改善させるのは難しいため、ジェネシスを併用した治療をおすすめしております。赤ら顔を完全に治癒させるのは難しいため、赤みの半減改善を治療のエンドポイントとしております。
- 肝斑に対して効果はありますか?
- 肝斑にもライムライトは有効ですが、トラネキサム酸の内服薬やトラネキサム酸のイオン導入などを併用することが重要になってきます。肝斑治療としてレーザートーニングの併用を勧める場合があります。ライムライト+レーザートーニングの複合治療は美白治療としてご好評です。